祖神祭(ウヤガン)とは、宮古諸島である大神島(おおがみじま)、
宮古島の狩俣(かりまた)、島尻(しまじり)で行われる豊年祈願です。
地域によって旧暦の6月から12月の間に行わます。
50歳以上の女性達が黒の装束をまとい、神に祈りを捧げるもので、
神事は男性禁制、祭りに関係のある女性以外は寄せ付けない秘祭です。
祭儀の大要は厳しい籠り儀式を経て女神役達が最高の祖先神として登場し、
村落を祓い清め、ユー(豊饒)を与えて去っていくというもの。
1.円陣を組んで、ウヤガン役がフサ(神歌)を歌い踊ります。
フサはフサヌス(右端の白装束の女性)の音頭取りで謡われ、
その後をついて他のウヤガン達が謡い踊ります。
2.踊りはフサヌスを取り囲んで、たって手に持っているテーフサ(手草)を こすり腰をふる単調な踊りですが、場合により長時間続きます。
3.木の葉で編んだカウス(青つば、青スバ、カブスともいわれる
帽子)を 深々とかぶって、手に木の枝や杖をもちます。
4.手にはテーフサをもち、腰には神の糸アヤと言われる五色の腰ヒダを
落としています。
5.現人神であるウヤガン達を正面から見たり、出会ったりしてはいけない
という伝承があります。
6.祭りは全て神役の女性達で話し合われて行われるので、男達や家族には
いっさい秘密裏に展開されます。